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反狂信

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 7月21日(金)13時54分27秒
   DECAPITATEDの『ANTICULT』を購入。今から7年前に起こった悲劇から残ったのは結局ギターのヴォッグのみで、言い換えれば現在は彼が率いるエクストリームメタル集団とする意味合いが強い。
 結果として再始動してからのアルバムは『ORGANIC HALLUCINOSIS』からグルーヴの在り方が大きく変わり、今回もPANTERAを筆頭とする90年代型アメリカン・パワーメタルに由来する横揺れの強い楽曲が居並ぶ。
 しかし、そこは20年を越えて確固とした個性を築き上げてきたバンドである事を示す、このバンドならではの不穏さを兼ね備えており、横揺れは強いが全体としては高速ビートを多用する辺りに、依然出自のデスメタル的要素をまき散らしにかかっている感じだ。
 未だに従前の、言ってみればVADER系譜のデスメタル時代に固執するファンも居るようだが、このバンドはある意味METALLICAと同じ道を辿っている。変化はしたが、それでも尚DECAPITATEDと言い張れるだけのサウンドを提示し、自らの進みたい方向へと、重々しく踏み歩んでいる。
 今作もオレは大好きになれそうだ。
 
 

死苦酢

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 7月12日(水)19時08分10秒
   SIKTHの『THE FUTURE IN WHOSE EYES?』を購入。実はフルアルバムとしちゃまだ3枚目だったんだね。
 デビュー当時1stを購入した事あるが、あの時のオレの音楽的素養ではこのバンドの本質を捉えられなかったから、それ以降は追いかけるのをやめてしまった(テクニカル/プログレ系で言えば、やはりスラッシュ/デスメタル方面に流れていたし、それらに比べたら何か「弱い」と感じもした)が、今回のアルバムはメンバーも公言している様に、曲に於けるグルーヴとメロディックに聴こえるかという点に重点を置いており、何を曲として表現しようとしているかという「核」が明確になっている分、バンドが本来持っている狂気な演奏が更に際立つ。
 PERIFERYが多大な影響を受けたバンドと言えば、確かに頷けるバンド。出てきた年代考えると、MESHUGGAHがその影響的原点となるワケだが、表現が多様過ぎたんだね、SIKTHは(笑)。今だったら理解出来る。今で言うDjent系バンドの源流の一つとなるんだろう。
 なんだかんだで、イギリスのメタルシーンはとんでもないバンドが生まれているんだよね。コイツらがイギリスらしいかを掴み取るにはまだ時間かける必要はありそうだが(笑)、それでもカッコイイのは確か。
 

誤歯科。

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 7月 7日(金)21時54分11秒
   TENの『GOTHICA』を購入。思えばこのバンドは初期の段階から比較的タイムリーに追っていた。2000年代に入ってから中盤までは、それほどのめり込まなくなってしまっていたが(TEN=ゲイリー・ヒューズ:Mr.マンネリ(笑)は承知の事実だが、この辺りのアルバムの楽曲は求心力が下がっていたと感じている)、『STORM WARNING』以降は哀愁を帯びながらも劇的な雰囲気を感じさせる、いかにもな雰囲気が甦った感じで、アルバム出る度に振り向かせてくれる存在に。
 今回13枚目という事で、「13=不吉を表す数字」という題材に基づき、音楽的な雰囲気もちょいゴシカルでダークな雰囲気を纏っている。ただ、その要素が楽曲を大いに光らせている感じで、個人的にはここ数作のうちで最も聴き応えのあるアルバムと思った。
 ヴィニー・バーンズが去ってからはこのバンドなりに紆余曲折あったものの、漸く「今のTENらしさ」を形作れるに至った気がする。デビューからもう20年を越える大ヴェテランの域に来たが、ここいらで『THE NAME OF THE ROSE』に匹敵するアルバムをあともう一枚くらい、現在のメンバーで作ってもらいたいモンだね。
 

時計塔

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 5月25日(木)13時36分5秒
   WATCH TOWERの『COMCEPTS OF MATH:BOOK ONE』を購入。編成は2ndアルバムと同じメンバーで、そこからまァ約27年ぶりに音源リリースという、正に伝説っつっても差し支え無い存在と化してしまったな(笑)。実際、主だった活動らしきものもその前にしてなかったワケだし。
 音楽的には、良い意味で変化無し。プログレ/テクニカルメタルの括りで語られるバンドであるが、やはり年代的に鋭角なギターを軸にした、所謂プログレッシヴ・スラッシュメタルにも位置する。展開の目まぐるしさも相俟った攻撃的な音楽形態は、やはり刺激的。
 今回のはEP形式でリリースされたが、ロン・ジャーゾンベクとしては、本来は3rdアルバムとして曲を揃えてからのリリースをと考えていたらしい(EPでリリースしたのは、他メンバーの意向による)。とは言っても、今のペースで3rd用の曲が完成していけるのかどうか、そしてリリースする事になった場合、ソレはバンドの終焉を意味しそうな気もするが・・・。
 

ほらよ~

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 4月20日(木)08時42分38秒
   LOUDNESSがアメリカ入国拒否になって、戻ってきたそうだ。どうもトランプ政権の影響で、外国人入国が厳重になっているようだ。
 こーいった話、このままだとこれから他にもっと出てきそうだな。
 

砂の皇帝

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 4月 7日(金)21時39分1秒
   MASTODONの『EMPEROR OF SAND』を購入。このバンドは細かい定義で言い表すと、プログレッシヴ・スラッジメタルっていう音楽形態になるんだろうが、まァ偏った見方しなければ、90年代に台頭したへヴィミュージックと、70~80年代のプログレミュージックを混ぜ合わせて明確な聴こえやすさを追求した結果が、このバンドらしいへヴィロック。
 加えて、今回のアルバムはそんなバンドが追求した明確な聴きやすさが顕著。ココ最近の流れとしては歌を重点に置いているが、その路線を維持しつつ、1st~3rdにあった攻撃性を取り込んだ内容で、それ故スリリングな疾走感が痛快。
 MASTODONとは何ぞや?という未聴者には、このアルバムから入ったら?とおススメ出来る一枚となったし、この数作でも強烈な一枚となった。
 

円還月

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 3月25日(土)22時52分4秒
   MOONLOOPの『DEVOCEAN』を購入。バンド名はPORCUPINE TREEの曲名から頂戴したとの事で、その話からプログレ感覚の要素を持つのは薄々把握できるが、実態はOPETHやDEATHを軸に添えた様な、プログレ・デス。
 スペイン出身というのもあってか、時折覗かせる静謐な展開の中で紡がれる旋律には、いかにもスパニッシュフレイヴァーを感じさせる。奇をてらったテクニックに邁進するのではなく、飽くまでも曲全体の流れを優位にした構築性で、だからこそ押し引きのダイナミズムが強力な効果を生んでいる。
 いきなり今年のベストアルバム的なものが出てきた気がする。イヤイヤ、このバンドはカッコイイぞ。
 

8パー

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 3月24日(金)22時53分13秒
   昨日は馴染のライヴハウスで突発的に開催された、たこ焼きパーティーに行ってきた。入る直前に謎の来訪者に出くわしたりしたが、人数も程よく、深夜までゆるーい雰囲気で雑談。
 近くまで用があったのでついでに足を運んだが、こんな感じならまたあっても良いかもね。
 

栗板。

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 3月15日(水)22時15分13秒
   KREATORの『GODS OF VIOLENCE』を購入。2000年以降、特にジャーマンスラッシュの大御所達は原点回帰と言えるアルバムを連発してきているが、KREATORはその中でも、方向性拡張時期に培ったドラマ性/メロディック強化の要素を巧く取り込みながら、スラッシュメタルへと戻っていった、「音楽性変容が後に奏功」した数少ないバンドと言える。
 故に、今回もその辺りで見れば近作と大きな変化は無いが、メロディックな聴かせ方は強くなっているかと思うし、そこを活かすために曲展開のドラマ性も上がっている。彼らの場合、プログレと言うのとはちと違っている為、尺度的にはスラッシュとしてはメロディ要素に若干やり過ぎの気が無きにしも非ずだが、攻撃性充分なこの音楽は、ある意味メタルとしての理想形の一つでもありそう。
 ジャーマンスラッシュ三羽烏は、ホントはずれが無ェな。
 

ゴリゴリ削る

 投稿者:AKILA  投稿日:2017年 2月14日(火)23時19分13秒
   OVERKILLの『THE GRINDING WHEEL』を購入。前3作の凄まじいキレっぷりが痛快だったので、この煽りを受けて聴いてみると楽曲に於ける緩急が強いアルバムだと感じる。
 とは言えど、OVERKILLたらしめる質感は当然のように保持され、その上で「もう少し他領域へ踏みこんでみれるんじゃないか」という当人たちの意欲がスパイスとして顕われている。良い意味で期待通りで、やはりこのザックザクしたギターリフとバッキバキのベースラインの融合は気持ち良いね。
 

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